半年に一度位の頻度で、登山をしたくなり、その度に辛い思いをして、しばらくお休みする私です。今回は、屋久島は黒味岳に登頂しましたので、ご紹介します。
目次
登山情報
屋久島 黒味岳
標高
1831m(九州6番目)
日付
2018年10月17日
気温
最高25℃最低20℃、1500m付近10℃
天気
予報晴れのち曇り、実際曇りときどき晴れ
登山指数
A(てんきとくらす黒味岳)
服装
長袖シャツ、Tシャツ、マウンテンパーカー(1時間位で暑くなり脱いだ)、長ズボン、レギンス
コースタイム
行き4時間、帰り3時間半(休憩含む)
持ち物
朝ご飯、昼ご飯、水筒、行動食(チョコ)、手袋、(帰りに温泉に入る道具、着替え、車に置いておく)
行程
7:15
オーナーの車で宿出発。 (車内で朝ご飯)
8:30
淀川登山口
準備体操をして、協力金をお支払いして、出発。この日は4〜5人黒味岳に行っているとのこと。駐車場は満車でしたが、他の方は宮之浦岳のようです。
道は根がむき出しになっている箇所が多くあります。アップダウンもあり、最初から本格的な山道という感じです。
9:35頃
淀川小屋
トイレはここが最後です。飲み水を汲めます。
ここから少し行ったところにある橋がかかっている淀川がとてもきれいで、写真スポットです。地元の方はここでお昼を食べて、のんびりして帰ることもあるそうです。
透明度が半端ないです。美しい。
ここからさらに山道が続きます。道はわかりやすいですが、ピンクのマークは少なく、落ち葉などで道が覆われているとわかりにくくなるので注意が必要だと感じました。次の目安は小花之江河ですが、遠いので1時間程行ったところで小休憩します。
トーフ岩です!本当に切れてます。見た時は、本物だ〜と感動。ここまで歩いてきて、やっと名所を見れました。昔は右端もきれいな形だったそうです。
11:10頃
小花之江河に到着です。トーフ岩から20分程でした。山の中に湿原が現れて不思議な感じです。ここではあまり止まらず花之江河まで行きます。
11:30頃
花之江河です。日本最南端の高質湿原。ヤクシカがいました。全然逃げません。祠があります。右が黒味岳の山頂です。
この後、水を汲める所があるのですが、教えてもらわないとわからないかもです。右手に膨らみがあり、水が流れていました。
森林限界が近いのか、視界が開けて、周囲の山々がよく見て、とても見晴らしが良くなります。木道があり、歩きやすいです。
12:00頃
黒味分岐です。ここから山頂までが、大変な道のりです。花之江河で待っていればよかった、と登っている途中思いました。手袋必須です!
ロープがあるのは4ヶ所です。険しく急な道が30分程続きます。花崗岩はあまり滑らないのですが、疲れて踏ん張りがきかなくなるのか、段々滑るように感じられて注意が必要です。
周りを見渡すと、だいぶ高い所にきたことが実感でき、気持ちいいです。
黒味岳山頂も見えました!あと少し。
12:40山頂登頂。この岩の上にも登れるようになっていて(左側に道があります)、プレートがありました。この岩の右が1番高く、下から写真を撮るとかっこいいそうです。(高所恐怖症は右の岩の途中にある割れ目がこわすぎて、辿り着けませんでした)。プレートで記念撮影できたので、満足です。
曇りがちでしたが、晴れ間もでてくれて、360度パノラマを見ることができました!大変だった分、感動もひとしおです。お昼を食べ、しっかり休憩してから下山します。
13:30
下山は、黒味分岐までが恐怖でしたが、ロープなど思ったよりも負担を感じず降りることができました。
17:00
淀川登山口到着
尾之間温泉へ。(翌日の筋肉痛が少なかったのは温泉のおかげだと思います!)
屋久島の地元の方にも愛される黒味岳、思ったよりもハードでしたが、天候に恵まれ素晴らしい景色を見ることができました。
登山に慣れていない方は、ガイドをお願いするのもありだと思います。気をつけて、屋久島の自然を楽しんでください。