アドレスホッパーという、家を持たずいろんな拠点で生活するライフスタイルが注目されていますね。
HafhやADDressなどの定額居住サービスも広まっています。
今回は、定額居住サービス以外に、"無料で"アドレスホッパーできる方法をご紹介します。
それは「ゲストハウスヘルパー」です。
高齢者介護のお仕事の方ではなく、ゲストハウスに住み込みでお手伝いするスタッフのことです。
ゲストハウスヘルパーとは
ゲストハウスのスタッフのことです。仕事内容はチェックイン・アウト、清掃・洗濯、食事周りなどが主です。
ゲストハウスによって有給・無給の違い、住み込みか・また部屋が個室か同室か、食事の有無等違いがあります。期間は最短2週間〜、最短1ヶ月〜のところが多いです。
ヘルパーさんに多いのは仕事を辞めて時間がある20〜30代の方、ゲストハウス経営をしたい方。大学生が長期休みを利用するケースもあります。
ゲストハウスを選ぶ際のポイント
実際に3箇所のゲストハウスでヘルパーを経験した私が、大切にすべきポイントをご紹介します。
1.住み込みの部屋
1人の時間が必要な方は、相部屋ではなく個室に条件をしぼるといいです。逆にお客さんと仲良くなりたい・人脈を広げたいという方は、お客さんと同室のドミトリーというところもあります。
快適なヘルパー生活を送るために、自分に合った条件で探しましょう。
2.雰囲気
宿やオーナーの雰囲気は、ホームページやクチコミなどで情報収集しましょう。
Bookind.comなどの総合サイトは、ゲストハウスの評価とコメントから雰囲気を掴む助けになります。
また、家族経営か・企業経営か、オーナーは宿に在中しているかもチェックするといいです。
家族経営であればより柔軟で親しみやすく、企業経営であればより規律のある傾向があります。
オーナーが基本的に宿にいる場合、トラブル対応など困ったときにすぐに相談できるので、なるべく宿にいるゲストハウスがよいです。
3.立地
観光地へのアクセス、周辺のお店、歩いて(自転車で)行ける行動範囲である程度楽しめるかどうかなど、数ヶ月間の生活を満喫できる環境を考慮しましょう。
探し方
1.Googleに「(地名) ゲストハウス ヘルパー」で検索します。ゲストハウスの他にユースホステルも該当します。
2.この記事の1番下に記載している"ゲストハウス関連サイト"でも検索できます。
3.過去に泊まった所、知り合いの紹介。
1番安心感があるのは過去に泊まったことがあるゲストハウスではないでしょうか。
これから旅行される際に、少しゲストハウス巡りをしてスタッフと話してみるのも有効です。
メリット
1.長期滞在で旅行より深くその土地を知れる、楽しめる
2.プチ移住体験
3.ゲストハウス経営を学べる
4.人脈を広げられる
デメリット
1.収入
稼ぎは多くない(場合によってはゼロ。Wワーク可能なところも)
対策としては、空き時間に地元のカフェや居酒屋などの飲食店でアルバイトをするか、クラウドワークス などのweb上で完結できる仕事をする方法があります。
webで仕事をしたことがない初心者でも、ブログをやっていればライターのお仕事を始めるいい機会です。
合わせて読みたい▼
【初心者】クラウドワークスでライターの仕事を初めて獲得した方法と感想。副業・複業のススメ
2.人間関係
狭い社会なので合わないとお互い辛いですね。事前に情報収集をしっかりして、未然に防ぎましょう。どうしても合わない場合は無理をせず、早めに切り上げることも大切です。
似たものに「WWOOF(ウーフー:農家滞在)」、「リゾートバイト」や「山小屋スタッフ」などもありますね。多様な働き方を知っていると選択肢が広がり、より豊かな人生を歩めると思います。
自分の好きな土地で暮らす体験を、ちいさな一歩で始めることができます。かく言う私も数年前に尾道のゲストハウスで初めてヘルパー制度を知り衝撃を受けました。
もっとたくさんの人に知って、必要としている人には是非体験して欲しいです。
私が体験したゲストハウスの紹介
宮古島ゲストハウス風家
屋久島サウスビレッジ
屋久島に1ヶ月からの長期滞在|屋久島サウスビレッジ無料滞在方法
札幌ゲストハウス雪結
札幌ゲストハウスゲストハウスヘルパー体験談〜札幌 雪結yuyu (waya系列)〜
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【移住体験】ゲストハウスヘルパーの応募方法まとめ(例文つき)
関連サイト
http://www.yadobito.com/
http://higemuu.com/