いつも心にワクワクを✈︎好きな場所で暮らそう

好きな場所で好きなことして生きていく。海外旅行。移住。働き方。お金。

国際協力に関わるすべての人へ今年1番のおすすめ本!ファクトフルネス【感想・書評】

「 ファクトフルネス 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣/ハンス・ロスリング、オーラ・ロスリング、アンナ・ロスリング・ロンランド著」の感想・書評です。

 

 

 

 

こんな人におすすめ

-国際協力に興味がある人

-国際協力活動をしている人

 

 

 

 

学べること

-フィルターをはずして、正しい情報を取る、捉える思考術

-これからの国際協力に必要な思考法、考える力

 

 

 

結論

-世界は良い方向にかなり進んでいる

-何十年も前の古いデータからアップデートされていない知識で、世界を勘違いしている人がたくさんいる

希望の一冊。正しいデータに基づいた行動で世界をより良くしよう。 

 

 ファクトフルネスの概要

 

ドラマティックな対比を好む思考、フィルターを通して世界を見てしまっていると気づくこと。これはだれしもが持つ本能である

 

 

 

-第1章 分断本能

「わたしたち」と「あの人たち」という分け方は正しいか?

今、世界で1日あたり2ドル以下の所得の人は全体の15%

世界は良い方向にかなり進んでいて、大半の人は(約70%)は中所得

大半の人がどこにいるか探すことで、分断本能を抑えることができる。

 ▷所得別に分ける際は、4つのレベルに分けて考える方が実態に近い。

 

 

 

 -第3章 直線本能

人口増加についての誤った認識について

『貧しい子供を助けると、人口はひたすら増え続ける」という主張は正しいようで正しくない。

 ▷極度の貧困を抜け出した人々は、自らの意思で教育を受けさせられるだけの子供をもつようになる。

 

 

 

-第5章 過大視本能

数字を比べたり、割り算をしたりする

何かの重大さを勘違いしないために最も大切なのは、ひとつの数字だけに注目しないことだ。

 

2016年の乳児死者数は420万人。この数字は大きいでしょうか?

2015年は440万人で、1950年は1440万人。計測が始まって以来最も少ない!

さらに、生まれた乳児の人数で割ると、1950年の乳児死亡率は15%、2016年は3%になった!

数字の大きさを勘違いさせるニュースに惑わされず、数字を比較しよう。

 

 

 

-第6章 パターン化本能

人の行動の理由を、国や文化や宗教のせいにする人がいたら、疑ってかかった方がいい。文化の違いではなく、所得の違いによるものだ。

 

パターン化本能を抑えるには、分類を疑うといい。

人々と向き合う時、その分類は正しいか疑問を持とう。

 

 

 

-第7章 宿命本能

 アフリカが世界一豊かになることはない?

社会と経済が進歩すれば、そんな価値観は消えてなくなる。変わらない文化などない。

 

いろいろなもの(人も、国も、宗教も、文化も)が変わらないように見えるのは、変化がゆっくりと少しずつ起きているからだと気づくこと。

そして、小さなゆっくりとした変化が積み重なれば大きな変化になると覚えておくこと。

変化はゆっくりと、着実に起きている。

時代は変わる、歴史は創られる。 

 

 

-第8章 単純化本能

ひとつの視点だけでは世界を理解できないと知ること

 

経済発展の最終的な目的は個人の自由だし、それはなかなか数字で表せない。

数字がなければ、世界は理解できない。でも、数字だけでは世界はわからない。 

 ▷1つの切り口でわかった気になるのは危険と心得る。

 

 

 

-第9章 犯人捜し本能

犯人を見つけたとたん、考えるのをやめてしまうから。

 

物事ははるかに複雑だ。犯人よりもシステムに注目しよう。世界を本当に変えたければ、現実の仕組みを理解することが必要だ。

 

 

 

-第10章 焦り本能

いま決めなければならないようなことはめったに起こらないと知ること。

緊急で重要なことならなおさら、データを見るべきだ。

 ▷緊急時こそ、冷静な対応を。

 

戦争に訴える本能に対抗できるのは、人と人との個人的な関係だ。

 

 

極度の貧困の中にいる8億人を救う方法はわかっている。

必要なのは、平和、学校教育、すべての人への基本的な保健医療、電機、清潔な水、トイレ、避妊具、そして市場経済に参加するための小口信用(マイクロクレジット)だ。

 ▷1日の所得が2ドル以下の暮らしからの脱却の方法はわかっている!素晴らしいことだ。行動しよう。

 

 

-第11章 ▷ファクトフルネスを実践しよう

 

 

感想

この本に出会えたことは、私にとって幸せなことです。

 

 私自身、世界に関するクイズには2問しか正解できませんでした。

 

世界が良い方向に進んでいること、

正しい情報の捉え方を学べたこと、

 

世界は良くなっていること、

たった1人がヒーローではなく、1人1人みんなの一歩が世界を回していること。

 

 

この本がもたらしてくれた希望を持って、正しい情報とともに、一歩を踏み出し続けたい。

 

 

国際協力を学ぶ学生のみなさん、

NPO・NGOの関係者のみなさん、

ぜひこの本を読んでください。

そして一緒に頑張っていきましょう。