「社会人の皆さんに知って欲しい!簡単ふるさと納税
今回はとっておきのお金の話をします。
会社員のみなさんは年末調整をしている時期だと思います。
年収はそこそこなのに所得(手取り)の少なさに愕然とするのもこの時期ですね。
手取りが少なくにる理由は税金なのですが、節税が誰でもできるかんたんな方法が「ふるさと納税」なんです。
ここでは、
・ふるさと納税をすると来年の住民税の対策ができること(とそのやり方)
・ふるさと納税って意外と簡単
ということをお伝えします。
難しい話はないので、最後まで読んでいってくださいね。
ふるさと納税とは
ふるさとや応援したい自治体に寄附ができる制度のことです。手続きをすると、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。多くの自治体では地域の名産品などのお礼の品も用意! 寄附金の「使い道」が指定でき、お礼の品もいただける魅力的な仕組みです。
簡単に言うと、寄付してお礼がもらえて、住民税の対策にもなる。
まさに、いいことづくめ。こちらから
やらない方が良い人
日々の生活がギリギリで苦しい人
ふるさと納税は来年の住民税の対策なので、今お金に余裕がないなら、無理してやらないでね。
夏のボーナスでやるのがおすすめです。
その理由は最後にお伝えしますね。
やった方が良い人
それ以外の人みんな
シミュレーションをしてみよう
例)社会人1年目
4月の給料17万円ボーナス3ヶ月分だとすると、年収250万円
簡単にシミュレーションするとこんな感じになります。
結果は2万4千円までふるさと納税すると、来年の住民税約2万円分の対策になる。
ここでかんたんにシミュレーションができるからやってみましょう。
社会保険料?小規模企業共済?ハテナがたくさんだと思うので、年収だけで調べられる簡易バージョンもあるから心配しないでくださいね。
ちなみに、翌年の5月頃に届く住民税の支払通知書はこんな感じだよ。
住んでいる地域によって税率は違い、1年間に稼いだ金額によって住民税が決まります。
これが、ふるさと納税をしていたら、
20900円÷12=約1700円が毎月の住民税から引かれていたことになります。
つまり、8100-1700=6400円で済んだということです。
注意点
1. 何度か「来年の住民税」って出てきたけど、気づきましたか?
ふるさと納税は、
翌年の税金が安くなるだけで、お金が戻ってくるわけではないんです。
ここは勘違いせずに押さえておきたいポイント。
つまり今2万円ふるさと納税しても、来年の住民税の金額が下がるだけで、現金が返ってくるわけではないんです。
なので、お金に余裕がある分でやりましょうね。
2.ふるさと納税には1人1人ちがう限度額がある。
なんでシミュレーションするのかな?って思いましたよね?
それは、1人1人の限度額が違うからなんです。
正しくは、控除上限額っていうんだけど、
かんたんに言うと、その金額より多くふるさと納税しても、来年の住民税として戻ってこないんです。
だから、シミュレーションをして、その範囲内でふるさと納税しましょう。
具体的には、限度額2万4千円のあなたが、5万円のふるさと納税をしても、来年の住民税は2万円しか安くならないから、3万円は普通に払って買い物をしたことになるから注意してね。
ちなみに、2000円は全員が自己負担で還元されずに、普通に払う感じになります。
きっとみなさんのご両親はもっとたくさんふるさと納税しているはずです。
ポイントは、「シミュレーション結果の範囲内の金額でふるさと納税をする」と覚えておきましょう。
3.実際にふるさと納税をするときに気をつけること
お得なふるさと納税をしたくなってきましたよね。
ここで、実際にふるさと納税をするときの注意点をお伝えします。
3-1.5つの地方自治体まで
ふるさと納税は全国各地の魅力的なお礼の品物がたくさんあります。
3千円からできるところもあるから、2万4千円だと8か所できることになるんだけど、ここで注意が必要です。
6か所以上の自治体に申し込むと、手続きが自分で必要になって確定申告というものを作らないと来年の住民税に反映されなくなってしまうよ。
面倒だから5つ以内と覚えておきましょう。
1つのところから2種類とか2回とか頼むのは、1つとカウントされるから安心してね。
3-2.品物を注文するときには、ワンストップ特例にチェックつけるのを忘れずに
これにチェックをすることで、自分で確定申告を作らなくてもよくなるよ。
品物と一緒に「特例申告書」が届くから、忘れずに記入して返送しましょう。
3-3.品物の到着時期
とくに季節の果物や野菜は、注文時期と発送時期が違うことがよくあります。
また、発送時期も7月下旬〜8月下旬など幅広いことが多いです。
旅行で長期不在で、品物を受け取れなかった、なんてことにならないように気をつけてくださいね。
メリット
ふるさと納税ってなんだか良さそうと思ったあなた
ここではメリットをまとめます。
1.来年の住民税が安くなる
2.お礼の品が2千円でもらえる
3.意外とやっていない人が多いから教えてあげると感謝されるよ
1度やると来年以降はもっと簡単にできますよね。
期間は1月1日~12月31日で1年分なので、今回2万円やったら、
来年の1月以降に来年のお給料でシミュレーションしてふるさと納税をできます。
できる金額も増えるし(例えば3年目で年収350万円で3.5万円位)、何も損しないので新社会人のうちに始めることをおすすめします。
あの時やっていればよかったなって、後から後悔しないように。
おすすめ
お米・お肉・果物など。
特に1人暮らしだと、たまには高級お肉で贅沢したり、高級果物で季節を感じてみてはいかがですか?
注意点は、野菜や果物は届く時期の設定に幅があること。
旅行・帰省で受け取れなかった!なんてことにはならないように気をつけたいですね。
還元率がいいと言われているのはお肉です。
自分の好きなものを探してみてくださいね。
さいごに
いつもなら、ふるさと納税は年収の目途がつく秋とか冬にやることをおすすめしています。
また、ふるさと納税は1月1日〜12月31日が1つの期間なので、今年の分をまだしていない人は急いでチェックしましょう!